こんにちはMIRAIです。
私がシステムを使用したり参加したりするにあたってとても大事にしている事があります。
それは”リサーチ作業”です
まずはシステム名をGoogle検索をして上から5~10記事は目を通し口コミやメリット、デメリットを比較します。
ただ調べているだけだと判断が難しいのは”信憑性”です。
この信憑性を判断するためには記事の中身を詳しく見る必要があります。
中にはどの様なものでもとにかく批判してアクセスを集めるサイトがある事も事実です。
注意する点としては、
”デメリットが一切記載されていない記事”です。
稼げるシステムでも必ずデメリットがあるものです。
完璧なシステムはなかなか存在しない中でデメリットを隠し、完璧に見せている事が逆に信用を失います。
その様な記事は除外して考えます。
少し話はずれますが怪しいと思った商材のメルマガは登録しない方が良いです。
大概の場合この人イケる!と思われて高額商材の案内が入ると思って良いです。
最終的には紹介者のLINEから質問をしてから決めると良いでしょう!
MAMのZeusとは?
Zeusは「低リスク投資」をアピールしているMAMです。
プロトレーダーに運用させることで月利5~19パーセントを達成してもらうことはできるのでしょうか。
検証していきましょう。
FXのMAM案件の一種です。
MAMですから利用者側はスマートフォンさえあればOK。
運営側は「2人のプロトレーダーが、ベースとなるEAを監視する」というシステムを採用しているようです。
開発者は今岡純一氏。
証拠金10万円からスタート可能で、運営がロット決めなども含めて引き受けてくれます。
Zeus概要
「ナンピンマーチンゲール手法」が基本とのこと。
エントリー量は多く、マックスで50ポジションまで持つそうです。
この時点で低リスクとは言いにくいですね。
指定証券会社は、新参の「Rev Trading」。
200倍までレバレッジを上げることができる証券会社ですが、Zeusとしては基本的に5倍まで、高くても20倍までにしかしないとのことですね(レバレッジをそこまで低くする理由はよく分かりませんが)。
取り扱い通貨は「ユーロ円/5分足」だけで、他通貨には手を出さないとのこと。
出金可能タイミングは月2回ですから、そこは嬉しいですね。
バックテスト
11年間分の検証結果ですから、期間としては申し分ありません。
「5000万ドルからスタートし、利益は4500万円」
「変動制スプレッドなので厳密な数値は不明」
となっています。
ただ、このバックテストにはいくつか問題点があります。
ロット数と初期証拠金
運営は「30万円:0.01ロット」をロット比率として推奨しています。
ですが、上記のバックテストでは「5000万円:0.03ロット」となっていますね。
0.03ロットを基準にして考えるのであれば、「100万円:0.03ロット」にすべきですが、なぜこれほどまでに数値が違うのでしょうか。
「複利運用を行っている」のかもしれませんが、もしそうだとしても不自然な比率です。
また、複利運用に関する説明もありません。
最大ドローダウン
「期間中の含み損値」のことを最大ドローダウンと言います。
最大ドローダウンが高すぎると、途中で破綻しやすくなります。
そして、Zeusの最大ドローダウンは「4000万円(78パーセント)」ですから、運用したとしてもどこかで破綻しかねないと考えるのが妥当です。
「0.03ロットからスタートして、含み損が4000万円にもなる」というのは非常にハイリスクですよね。
ZeusはMAMですからプロトレーダーが手を入れてくれるわけですが、それでもこの含み損に適切に対処できるとは考えにくいです。
フォワードテスト
100万円で開始(30万円/0.01ロット)→840万円
期間:2019年9月17日から2021年6月17日まで
オフィシャルページにて動画付きで公開されていました。
運営が出している月利5~20パーセント大幅に上回っています。
ただ、あくまで「トレード結果」だけを明かしていて、「含み損値」を確認することはできません。
ポジションを最大50まで持つのですから、ほとんど常時含み損が発生するのでしょう。
ですが利用する側もそれは理解しているのですから、「その含み損をきちんと見せてくれないと困る!」というのが率直なところですよね。
とにかく動画だけでは情報が不足しています。
心配な点
その他、Zeusについて心配な点に関してお伝えします。
Rev Tradingの信用度
Rev Tradingに限った話ではありませんが、「マイナーで新しい証券会社」の中には、詐欺やそれに近いことをするところが少なくありません。
Rev Tradingについてはそのような報告は今のところありませんが、念のため気を付けておきましょう。
「出金不可リスク」について
MAM業界には「出金拒否」をするところが多いです。
ハッキリと拒否をするというよりは、「それっぽい言い訳をした上で、出金をさせない」という感じですね。よくあるのが、「まず『ポジションを持っているときは出金できません』と告げられ、その後ものらりくらりと出金拒否をする」というパターンです。
Zeusについては「月2回出金可能(その時期はトレードがストップする)」というルールになっていますから、大丈夫なのかもしれません。
ですが、一応Zeusを利用する前に問い合わせておくことを推奨します。
※「Zeusは出金拒否をする!」と言いたいわけではありません。どのMAMを利用するとしても気を付けてくださいね。
MAMの評判
オフィシャルサイトに「投資総額2億円達成」と書かれていました。
となればユーザー数も多いのが自然だと思いますが、SNSなどにはほとんど口コミがありませんでしたし、「LINE友達数」も200名くらいでした。
今後口コミが増えてきたら、改めて追記しますね。
※オフィシャルサイトの感想は省いています(脚色されている可能性があるため)
まとめ
MAMの一種である「Zeus」に関して解説しました。
「ナンピンマーチンゲールタイプ」であり、最大で50ポジションを持つため、ほとんど常時含み損が発生するとのことです。
「EA系のMAM」ではあるもののプロトレーダーが手を入れてくれますから、稼げるかもしれませんね。
ただ、バックテストについては「『期間が長い』以外に褒めるべき部分がない」というのが率直なところです。
また、フォワードテストは利益を出していましたが、もっと詳しく情報を見せてほしいです。
どうしてもバックテストの数値やドローダウンが高いことからオススメはできない案件でした。
証券会社についても情報が少なく、新参の会社であることから懸念材料は多いです。私としてはあえて利用する必要は無いというリサーチ結果でした。
新しい情報がわかり次第追記していきます。
他にも調べて欲しい案件がありましたら、MIRAIが調べて記事にしますので、LINEまでお気軽にお問い合わせくださいませ。
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