こんにちはMIRAIです。
近年、FX業界において「MAM(マム)」と「PAMM(パム)」が話題になっています。
MAMもPAMMも「資金をファンドマネージャーやプロトレーダーに預けて、代わりに資産運用(トレード)をしてもらう」という形式となっています。
ただ、実際には上手く利益を出してくれなかったり、そもそも詐欺だったりするなど、トラブルが続出しています。
そこでここではMAM・PAMMを利用する上での注意点を紹介していきます。
しっかり確認して、詐欺にあったり騙されたりしないようにしましょう。
✅初心者必見!オールカラーFX投資マスターガイドを無料プレゼント中!
MAMとPAMMとは?
両方とも「マネージアカウント」というものに分類されます。
「自分の口座の資金」を誰かに運用してもらうことになります。
MAMとは?
プロトレーダーが代わりにトレードをしてくれますが、取引のほとんどの過程(保有ポジション、トレード手法)を把握することが可能となっています。
PAMMとは?
こちらもプロトレーダーが代わりにトレードをしてくれますが、「トレードの結果」しか見ることができません。
簡単に言うと、
実際、MAM・PAMMを利用する側としてはこれだけ知っておけば十分です。
MAM、PAMMのどちらを選ぶべきか
やはり「監視できる部分が多い」というメリットがありますからMAMをおすすめします。
MAMのほうが安全度・信頼度が高いと言えますね。
「監視できる部分がほとんどない」というデメリットのあるPAMMをあえて選ぶ意味がありません。
ただ、MAMにせよPAMMにせよ「信頼度が極めて高い」と言える業者以外は利用しないようにしましょう。
MAMやPAMMをスタートする方法
「MAM・PAMMの業者が指定する証券口座」で口座を作れば、MAM・PAMMをスタートすることができます。
そして、限定委任状(LPOA)を交わすことになります。
この委任状を作って契約することで、「自分の口座との紐付け」が完了し、取引を代行してもらえるようになります。
私もMAM・PAMMに関して、よく「資金を預ける」という表現を使ってしまいますが、実際の依頼者側の行動としては、「自分の口座に資金を入れる」だけです。
だからこそ資金の持ち逃げなどが発生する可能性は非常に低いです(※ゼロではありませんが)。
MAM、PAMMの仕組み
1:親口座 委託先のトレーダー
2:子口座 委託するトレーダー(依頼者)
1と2以外の口座は基本的に登場しません。
1の口座で発注があれば、2の口座にも発注が入ります。
そして多くのMAM・PAMMにおいて、「子口座のロット」は資金比率によって決まります。
ピンとこないかもしれませんが、つまりは「残高が多ければ(少なければ)、ロット数は高くなる(低くなる)」とだけ把握しておけば問題ありません。
MAM、PAMMのいいところ
知識があまりいらない&設定が簡単
依頼者側がすることと言えば、「委任状を交わすこと」と「口座に資金を投入すること」だけです。それさえできれば取引がスタートします。
実際、FXの知識がほとんどなくてもMAM・PAMMは行えてしまいます
トレーダー側も真剣に取り組む
MAM・PAMMの手数料は「利益の1~5割程度」と設定されているケースがほとんどです。
つまり、「利益を発生させないとMAM・PAMMの業者側も稼げない」ということですので、トレーダー側も本気で取引をします。
また、「親口座でも取引をしている」わけですから、そういった意味でも真面目にトレードをしているはずですよね。
MAM、PAMMの注意点
手数料が発生する
先ほどもお伝えした通り、手数料は「利益の1~5割ほど」である場合が多いです。
ただ、「固定手数料制」ではありませんから、プロトレーダー側の成績が悪いときは手数料も低くなります。
自由に出金できるわけではない
「一定期間経過しないと出金できない」「決められたタイミングでないと出金できない」「ポジションを手放してからでないと出金できない」など、運営によってルールが違いますので事前にチェックしておきましょう。
いずれにせよ「いつでも自由に出金できる」という形式のMAM・PAMMはほぼ存在しません。
損切り・利確もプロトレーダー任せ
とにかく「全て業者任せ」となります。
依頼者側が「損失が膨らんできたから損切り」することはできません。
もちろん、「反転しそうだから今のうちに利確」ということも不可能です。
本当にプロトレーダーが取引をしてくれているか分からない
MAM・PAMMの中には「超上級トレーダー」「月利○パーセント達成の敏腕トレーダー」などと宣伝しているところが少なくありません。
ただ、本当にそのトレーダーが取引をしてくれるは限りません。
そもそも、「プロフィールだけ雑に用意した架空のトレーダー」である可能性もゼロではありません。
MAM・PAMMのサイトなどを見ていると、率直に言って「公開している情報・実績が少なすぎて、全く信用できない」というレベルであるケースが少なくありません。
利益が出るとは言い切れない
「実際にプロトレーダーが取引をしてくれるMAM・PAMM」を引き当てることができたとしましょう。
ですが、それでも絶対に利益が出るとは言い切れないわけです。それがFXというものですよね。
また、EA(自動売買プログラム)によるMAM・PAMMもあります。
しかし、それについても前もって実績などをきちんとチェックしましょう。
「まともなEAではない」「そもそもEAの稼働をさせるつもりさえなく、資金を持ち逃げする気満々」などの可能性があるからです。
信頼性の高いMAM、PAMMとは?
証券会社が提供しているもの
MAM・PAMMを提供している海外証券会社も存在します。
そういったMAM・PAMMを試してみるのもいいでしょう。
信頼できる知り合いが運営しているもの
該当する人はかなり少ないと思いますが、「FXの実力がある知人がいて、その人がMAM・PAMMも運営している」というのであれば任せてみるのも良いでしょう。
いずれにせよ、MAM・PAMMをはじめとする「投資話」については悪徳業者が非常に多いです。
見分けるためには実績を見ましょう。フォワードテストについてもバックテストについても、期間が長いほど信用性が高くなります。逆に「確かに成績はいいけれど、期間が短すぎる」という場合は信じてはいけません。
成績があまりにも良すぎなシステムも少し疑っても良いです。
私自身、投資は長期目線で見るので少なくとも半年、一年ほどの実績を見ます。マイナスの月があっても安定しているのであれば問題無いと見ています。
デメリットも教えてくれて信頼できる人からの紹介
やはりデメリットがどこにあるのか、どのような運用をするのかを隠さない人から教わることが一番です。
証券会社の信頼度ももちろん重要なので、良いことばかり並べている人は信頼できません。
気になる質問に答えてくれる方の方が信頼できますし、どんどん聞いていきましょう!
【必見】悪質業者を見抜く方法

以下のような宣伝をしているMAM・PAMMは注意してください!
知識ゼロでもOK
知識ゼロでも「MAM・PAMMをスタートすること」はできます。
ですが、「MAM・PAMMが健全に行われているのか」「ちゃんと取引されているのか」「そもそも信頼できるMAM・PAMMなのか」までは見抜くことができないはずですよね。
「MAM・PAMMを始めるにあたって、自分にどれくらいの知識があると安心なのか」は一概に言い切れませんが、
初心者であればよく運営側に質問して聞いたり、証券会社の安全性等を調べて見ても良いですね。
月利100パーセント(などの極端な数値を掲げている)
こういった極端な数値を掲げている場合は信頼できません。
ちなみに、「ナンピンマーチンゲール手法&極端な数値を掲げている」のであれば、悪質な業者の可能性が高いです。
※「ナンピンマーチンゲール手法そのものがダメ」というわけではありません。
実績が画像のみ
・実績が画像のみ
・動画でも「含み損・残高」を伏せている
・実績の対象期間が短い
などで実績を示しているMAM・PAMMは信頼性が低いです。
どこの業者でも良いところだけ見せたいという心理になってしまいます。
それでもデメリットや含み損の情報を提供してくれる会社はあります。紹介者に聞いて見ても良いですね!
いかがだったでしょうか?
少し難しいと感じる内容もあったかと思いますが、ご不明な点があればお気軽にLINEにてお問い合わせくださいね。
コメント